今日は9月1日防災の日である。
日本は自然災害が非常に多い地域であるので、いつ発生遭遇するか
筆者にも分からない。
朝っぱらからNHKラジオでは大地震を想定したシュミレーション番組を
放送しており真面目に聴くと非常に怖い。
日本列島内に於いて、最大の災害リスクは地震である。
映像保存技術が発達して、前回の大地震の模様が克明にWEB上に
掲載されているので、その恐ろしさは格別である。
人間は運が悪いと、簡単に死ぬものである。
こんな事を書くと不謹慎だが、事実である。
では、何か災害が起こった場合生死を分けるポイントとは何だろうか?
前回の地震で被害を最小限に減じた筆者なりのポイントを上げる。
・地震前には何らかの前兆がある。
地震来る来る詐欺では無いが、異常パターンをより分ける
フィルタが必要である。それを事前に察知する事だ。
(後では遅い)
・電力確保を重要視する。
最低限8時間AC100vを単独供給出来る発電設備を確保する。
・食い物をストックしておく。(水、衛生用品も同様)
缶詰を普段から食い慣れておく。
(酒を飲む時に缶詰のツマミ等を食うなど)
・車両の燃料は3日置きに補充する。
(逆説的だが、車に固執してはいけない 捨てる事も念頭に入れる)
・脱出破壊工具を準備しておく。(焼き入れ品)
(物騒な話だが、1m程度のバールがあれば完璧である)
(破壊工具の実例 バーコの斧 ボード壁位は簡単に破れる 非常に頑丈)
(前回の地震で脱出に使用)
・普段から体力をつけておく。
(目安として20~30階立てビルの非常階段を楽に昇降出来る事)
全力疾走練習等も有効である。
・他人を信用しない。
(集団心理に巻き込まれない)
・携帯電話以外の通信手段を確保しておく。
(最悪を考慮して確実に動作するHF無線機やアンテナを準備する)
※コストは掛るが、物資は1箇所に纏めず分散設置する。
同じ物を職場、車両、家等 3箇所分散すると安全である。
建物の奥や、出入り口付近には非常物資は保管しない方が良い。
その他に、職場によっては日本赤十字社で行っている救急員講習も
受けられる事もあるので怪我の際には多少有効だろうと思う。
上記の点に気を付けていると、生存確率は確実に上る。
しかし、絶対的な生存条件としては(もしかしたら)と言う予想が
直ぐに付く感覚を必要とする。
ちなみに、9月6日 午前10時から7050非常通信訓練がある。
各バンド、モードで活発に交信が行われる。
ワッチしてみたいと思う。
本当に生死が関わっている場合には無線ゴッコは出来ないと
思うが・・・・