先週、1エリアへの出張の際真空管を購入した件の続きである。
運良く、新管の6AB8(ナショナル)が安価に数本、入手出来た。
2本をステレオアンプの替球として、残りは実験用に回す事とする。
6AB8(アブハチ)は国産ではナショナルと数社しか製造されなかったようで
市場に出てくるのは大半がナショナル物である・・・・
(互換の欧州型番はECL80)
数日、適当な音楽をブチ込んで様子を見て居たが海外球と顕著な違いが出る
結果となった。
(ラジオ少年配布のAMP-MINIで鳴らして見る)
通常、通電時間の積算と共に音に変化が出る物だがこの6AB8は特性が
当初より安定しているらしく、その傾向が見られない。
(単純に当たりの製造ロットを入手したのかも知れないが)
電気的特性の作り込みをしっかりやって居るのであろう。
松下の球は色々と驚かせる事が多い・・・・
6AB8市場流通価格(100円~2000円前後)/1本