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Channel: 極私的10mAM 無線通信研究所
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ノイズ

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詳細は割愛するが、ナイトCMで散々な目に遭った。
季節の変わり目には様々な現象が束に成って襲い掛かって来る様だ。

さて、本日の10mAMは昨日と打って変わって何も聴こえない。
CQを出して見るが、丸で駄目で有る。

別のバンドをワッチしてみよう。

・29FM   ホニャラ南洋方面
・28SSB  無音
・24SSB  無音
・21SSB  だめ
・18SSB  近所のじじい
・14SSB  悪質なCQ(笑)
・10SSB  ゆっくりボケ防止CW
・7 SSB  八重洲コンテスト&私的アワード
・3.5SSB 昼のためNG

今日はローバンドのノイズが酷い。画像ではノイズがS9まで振って居り
弱い信号はオフセットされ聴こえない。
昨日はS4~S5程度だったのだが、環境の変化でも有ったのか?

イメージ 2
(空中電気由来のノイズはノイズブランカは利かない)

空電(空中電気)の電位が高い影響だと思う。※
最近の空電の電位は、40V/mで落ち着いているのだが、時間により
数百ボルトまで変動するのでそれを拾っている影響だと思う。

(※雷ノイズ含む。)

イメージ 1
(測定地点は茨城県石岡市 プロット時間はUTC)JSTはUTC+9時間

地上高が高いアンテナやHFローバンド用のワイヤアンテナでは空中電気の
影響を受けやすい。こんな日はQRTだ・・・
ループアンテナは空中電気の影響を受けにくいので、こんな時FBだ。

空中電気の観測は気象庁の管轄だ。
普通、無線家はNICTの宇宙天気予報やEsリアルタイムグラフにお世話に
なるのだが、妙にノイズっぽいと感じた場合下記のサイトを覗くと参考になる。


本体サイト 気象庁地磁気観測所(磁気嵐情報はNICTと少し異なる)

※参考 降雪時や降雨時にも空中電気の電位が高くなる事を示した実例論文
    北海道大学 谷口氏 低温科学研究所 遠藤氏 合同論文
    昭和59年


さて、空中電気が収まるまで庭の草むしり第二段でもやるか・・・
(やってる途中でEsが出るのか 笑)

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