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Channel: 極私的10mAM 無線通信研究所
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10mAM 周波数拡張実験を行う

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ナイトCMが終了し、モービルで305を聴くと唸ってしまって居る。
朝からオープンしている様だ。急いでシャックへ戻る。

近所でイベントが有るらしく、道路は物凄く混んでいる。
普段なら数十分で到着するがプチ交通規制があり、倍の時間を要してしまう。

さてシャックへ到着後、無線機の電源を入れるが唸りは継続中。
各チャンネルをサーチすると、1つのチャンネルで4局程度重なって居る
ポイントもあり休日は超混雑だ。

昨日の記事にも書いた通り、タイミングも良い事からチャンネル拡張の実験を
実施する事にした。

先ず、SSBで上の拡張チャンネルで10分程度ワッチして海外+国内が使って
居ない事を入念にチェック。何事もチャンネルをワッチする事から始める。

USBで数度、チェックを掛けAMにモード切替する旨アナウンスし
CQを出す。スタートで躓くと、軌道修正を余儀なくされるので慎重だ。

1,2,3発とCQを出すが普段、誰も聴かない周波数なのでアンサーバック
は無し 笑 (聴いていたら凄いのだが・・・)

一旦、下のチャンネルに戻り一旦CQを出す。
305でQSY先をアナウンスしなくとも、流石休日なだけに早速1エリア局
からコールバックが在る。

1エリアでほぼ毎日グランドウェーブで交信頂きお世話になった局で
地震?や自然現象など取りとめも無い話で恐縮だったがQSO頂いた。

その中で、チラリと周波数拡張案を話し昨今の10mバンドについて
方向性がどうなるかと言う事で意見の一致を見た。

数局、従来チャンネルでQSO頂きバンド内が賑やかになって居るのを感じる。
さて、ここからが本当の実験だ・・・

イメージ 1
(実験)

305メインで、拡張実験用?周波数をアナウンス。
普段、各局が使わないチャンネルでXTALが入っているか全く不明なのだが
周波数と合わせNASAチャンネル番号を交互に出す。

QSY。コールバックがあるか、非常に心配である(汗)
実験でこの周波数をAMで使って居る旨、再度CQ。

アンサーバック有り!エコーがバリバリ掛かっておりFB。
いつもQSO頂く、2エリア局長からの嬉しいコールだ。助かった(マジで)

周波数拡張や海外周波数事情など多岐に渡り交信頂き、内容は非常に濃いものと
なる。10mAMらしくない会話だがたまには真面目に(笑)

QSBが深くなって来たので、一旦ファイナルだ。問題はQSOが連続するか
どうかである・・・心配は尽きない。

直後、またコールバックがある。従来バンドで交信頂いた1エリアの局長だ。

NASA系無線機は現在殆どの局がトップまで周波数を入れている事の説明を
受け、一安心。バンド混雑によるチャンネル拡張実験についても賛同のご理解
を示して頂いた。

さー、バリバリ行くぞ。エンジンが掛かって来た(悪い癖)
数局、連続で交信頂き各局から概ね理解が得られたようで、スタートとしては
非常に好調だ・・・

そんな中、初期の頃10mAMをオンエアされ、現状を憂いQRTされていた
3エリアの局長からもコールバックがあり、久しぶりにスタート時の10mAM
っぽい交信だったと微妙?な感想を頂いた・・・

その後も数局さんと交信頂くが、モービルアンテナの場合トップチャンネルは
SWRの安全圏内ギリギリとのレポートも頂く。

495迄拡張と考えていたのだが、現実的にはアンテナの都合で伸びない事も
痛感する。

しかし、初回実験で多くの局長と普通に話しも出来、信号の落込みも従来バンド
と比較し著しい差が無かったので実用上問題無いと思う。

これからも、チャンネル拡張実験を継続して行って行きたい。
各局QSO有難う御座いました。QSLは書いたので月末発送します。
交信局数は12局。FB-QSO TNX。


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