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Channel: 極私的10mAM 無線通信研究所
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びっくり

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ちきしょー。10m開かねーなブツブツ。こうなったら確実に病気で有る(笑)

筆者の場合、CM先の勤務シフトが日勤になる10月末まで平日シャックに
いる際は定時にCQを出して居る。

9月初旬の10mAM QSOは早枯れの影響で交信局数は伸びない。
近年稀に見る少なさでログを見るとガックシだ。

ナイトCMが終わった午前中は、先週から取り組んで居る無線機関連の修理やら
家人からの強制命令により庭の草刈り(どうせ直ぐ冬が来るのに)などを行い
疲労困憊だ。

・・・ジリジリジリ

昼飯を喰おうかとメニューを考えて居たら、突如携帯が鳴る。CM先だと悲惨だ。
・・・恐る恐る、番号を見るとあいつ(奴とも云う)からだ。
2SC372のYランクが見つかったのか?ドキドキ物だ。

よーよー、お前、飯の事考えてたろ?2Nトランジスタ届いたか?
使ってどうよ?

ラーメン。昼飯はラーメンだ。どうせお前はすき屋で5分飯だよな?
牛肉喰うと腹に石が溜まって痛いぜ。

何だよ。届いたか?2N。牛丼とラーメン、大差ねーじゃんよ。

届いた2Nトランジスタはパチモンだったぞ。

んな筈ねーだろ、全部チェック済だぞ!何なら出荷証明をFAXするか?
使えるかどうか勝負だろうに。

ロット番号がおかしいんだよ。海外のバイヤーサイト見ても、送られたロット
見ても同一で有り得ないだろ?
お前、これ何処で流して貰った?

商売畳んだxxxx Xxxxからだぜ。引取り料貰ったから実質タダだけどな。

だろうと思ったわ、これ元々のハウスメーカはモトローラでフェアチャイルド
のセカンドソースだと普通考えるが、完全に中国のコピー品だぜ。

・・・・

後、何箱あるんだ?

もう殆ど無いぜ。1815相当品だから勘弁してくれよ。

んー出荷証明も偽造だな。多分。これはもう止めた方がいいぜ。

イマイチ分かんねーんだよな、このシリーズ。ライセンス払って正規生産なのか
無断コピーなのかさ。もう倉庫、掃いたからいいけどよ。

お前には罪は無いけどさ、仕入先に気を付けた方がいいぜ。

・・・・・

ところでよ、お前、味噌ラーメンって喰うか?何処が旨いんだ?

ミソはねーな。
東京じゃ醤油だぜ。味噌は喰わないな俺は、近所の店が潰れてるしよ。あー。

今度、出張行った時にお前の事務所寄るから、何か喰わせろよ。

なんだよ、その脅迫は(笑)酷でえ奴だ。

また話が変わるけど、1815のY有ったかい?

それがよー、全然無いんだぜ。先週あるかも知れないとか云って悪ぃなー。

誰か大口で買占めてんじゃないか?秋ナントカとかよ。

いやさー、知ってるかも知れねーけど買占めはあるぞ。
引き合いが有るし、仕入れの5倍で掃けるからよ。でも最近は旧いテーピング品
が多くてバラはねーな。

そうか、貴重な収入になってんだな。他にオススメは無いのか?

これと云ってねーな。機構部品が入って来るな今週。金曜にパレット10枚。ウン

ツマミとか、スイッチ関係か?

そう、スイッチが多いなミヤマの旧い奴とかさ。要るか?

スイッチは使わないな。FAパーツとかねーか?オムロンのセンサとか。
あと、この前の真空管用OPTは有る?

あー、ダメダメ最近のFAパーツは。メーカがうるせーからさ。
トランスは完売御礼で助かったぜ(笑)要るなら早く言えよ。

そうか・・味噌ラーメン宜しくな。

おう。ガチャ


・・・・予想はして居たが、東芝純正の2SC1815 Yランクの大量入手は
思いの外、難しい様だ。

溜息を付きながら飯を作って喰う。何だが旨く無い・・・
ラーメンを喰って煙草を吸い、暫くすると強烈に眠くなった。
本来なら、あと1時間程、昨日の新型FT-101Zのコンプレッサ修理に取り
掛かりたいのだが睡魔に負けて横に成って仕舞う。


グガーZzz

・・・・16時を過ぎた。10mAMで定時CQを出す時間が来た。
ムクッと起き上がり、CQを出す。この3週間のプアコンディションでは
誰とも繋がらないだろう。

本日も駄目元でCQを出す。CQ10m~ジャパーン・ロンドン・・
4回出しても、聴こえるのはノイズだ。
諦めて、だらしない声で再度CQ。またダメか?

1エリアのYさん横須賀固定からある! 1エリア方面が偶然オープンして居た。
Yさんは数少ない?本適当ブログの読者であり、久しぶりに聴く声だ。感謝感謝

暫くYさんと最近のコンディションや、電離層の動きetcについて語り合う。
台風前後はEsが出るパターンが多い事など、捕り止めも無い話で恐縮だが
お付き合い頂いた。

途中で4エリアのKさんのチャンネルチェックが入った。
相当コンディションは良い感じを受けるが、急落が気になる・・・


この後、7局さんと交信成功。途中でEsが動きQSBが有ったが各局全員に
無事ファイナルまで打てた。(これが結構大変)ファイナルを打てないと
不完全燃焼・・・となる。

ラストは6エリアのHさんと話し、本日は朝からのオープンで結構コンディション
が良かったとの情報提供を受ける。

うへー嗚呼、迂闊なり。気を抜くとコッソリEsは出る様だ(笑)※

※いつもそうだね。さて、ナイトCM出動準備。また明日。

各局交信有難う御座いました。9月は後、1回開くか?・・・うーん。

ノイズ

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詳細は割愛するが、ナイトCMで散々な目に遭った。
季節の変わり目には様々な現象が束に成って襲い掛かって来る様だ。

さて、本日の10mAMは昨日と打って変わって何も聴こえない。
CQを出して見るが、丸で駄目で有る。

別のバンドをワッチしてみよう。

・29FM   ホニャラ南洋方面
・28SSB  無音
・24SSB  無音
・21SSB  だめ
・18SSB  近所のじじい
・14SSB  悪質なCQ(笑)
・10SSB  ゆっくりボケ防止CW
・7 SSB  八重洲コンテスト&私的アワード
・3.5SSB 昼のためNG

今日はローバンドのノイズが酷い。画像ではノイズがS9まで振って居り
弱い信号はオフセットされ聴こえない。
昨日はS4~S5程度だったのだが、環境の変化でも有ったのか?

イメージ 2
(空中電気由来のノイズはノイズブランカは利かない)

空電(空中電気)の電位が高い影響だと思う。※
最近の空電の電位は、40V/mで落ち着いているのだが、時間により
数百ボルトまで変動するのでそれを拾っている影響だと思う。

(※雷ノイズ含む。)

イメージ 1
(測定地点は茨城県石岡市 プロット時間はUTC)JSTはUTC+9時間

地上高が高いアンテナやHFローバンド用のワイヤアンテナでは空中電気の
影響を受けやすい。こんな日はQRTだ・・・
ループアンテナは空中電気の影響を受けにくいので、こんな時FBだ。

空中電気の観測は気象庁の管轄だ。
普通、無線家はNICTの宇宙天気予報やEsリアルタイムグラフにお世話に
なるのだが、妙にノイズっぽいと感じた場合下記のサイトを覗くと参考になる。


本体サイト 気象庁地磁気観測所(磁気嵐情報はNICTと少し異なる)

※参考 降雪時や降雨時にも空中電気の電位が高くなる事を示した実例論文
    北海道大学 谷口氏 低温科学研究所 遠藤氏 合同論文
    昭和59年


さて、空中電気が収まるまで庭の草むしり第二段でもやるか・・・
(やってる途中でEsが出るのか 笑)

モノが売れない時代

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昨日ナイトCMへ向かう途中、大手家電量販店を訪れ乾電池を購入した。
特に割引は期待して居なかったのだが、定価の半値程度で入手出来た。

少し時間が有ったので、店内を一回りしてみたのだが客が数人と平日の夕方
営業時間帯にしては極端に少ない。

地方の家電量販店は週末客がメインなので、この程度の客入りは珍しくも
何とも無いのだが70年、80年代は平日でも可也り客が居た様に感じる。

家電ブームと云うか、もう既に国内でモノが売れる時代は過ぎている。
目新しくとも購入意欲をそそられる商品は全く無い。
そう、日本人の生活スタイルが様変わりしているのだ。この影響が大きい。

テレビジョン受像機とか良い例で、様々な機能を追加してもポンポンと買い替え
する層は居るのかと疑問を感じぜざる得ない。

また、放送コンテンツやフォーマットに飽き飽きして居る層も高い。
ある調査によると、テレビを視聴する層は老人が圧倒的の様だ。
既に情報産業としての役割は終了しているのである。

未だにテレビに拘っているメーカにシ○ープがある。
馬鹿の一つ覚えで、テレビ液晶事業が落ち目で会社が倒産する寸前の元凶
だったのにまだやっている(笑)

横幅2m近くのアク○スシリーズなど誰が買うのだろう?
以前からシ○ープの体質については各方面で異論が噴出して居るのだが
経営者が外国人に成っても社内の日本人の意識は変わって居ない様に思える。

テレビ(液晶)事業から脱却したくない執念とも粘着とも云える異常さだ。
(尤も液晶事業が無くなったらシ○ープに何が残るのか疑問だが)

筆者はシ○ープの某工場に製造装置を納入していたのだが、各工場を回ると
稼動率が低い。他のメーカではバンバンとタクト(1工程製造に要する時間)を
切り詰めてこれでもかと稼働率を上げるのだが、シ○ープの場合は要求度が
厳しい割には、数ヶ月もするとタクトを下げて仕舞うのである(笑)

要は生産工程設計時から無理矛盾の抱き合わせで、要求も理解に苦しむ事が
多い。担当者の異動も頻繁で、誰がGOを出すのか決裁者すら曖昧な事が
多かった様に思える。

また、装置納入後も都度改造要求があり担当者泣かせの要注意企業でもある。
長年の悪い積み重ねが生産現場でも起きており、社内体質が歪んだもので
有った様だ。

さて、そのシ○ープだが買収後からおかしな商品を出すようになったようだ。
ロボ○ンとかなるネーミングで実に方向性が定まらない玩具をマジで売りたい
様だ。

何かヤケクソで無理矢理、仕事を作って居る感じを受ける。

また、時代遅れの太陽光パネル発電装置も未だに販売しているようで
これでは第二、第三の経営危機が再度訪れそうである。(※)
(※一般住宅から電力線と接続する系統連携の容量は、各電力とも既に満杯
  状態である。つまり設置しても売電出来なくなる可能性が高い)

商品ラインナップを縮小する所か、売れないモノを更に作って首を絞めている
状態から脱却する気は無い様だ。

無理に国内へ商品を供給する必要は無く、海外販売に的を絞った方が
企業として収益が上向くと思うが、これも又難しい課題だ。
(東南アジア方面の小国ではある程度シェアは確保出来ているが・・)

外国人経営者のテリー某なる男の手腕が一体どんな物であるか、数年先に
明らかになると思うが、古くからの企業体質は直ぐには変えられない。※

※最近ではテリー某の指示により手放した本社ビルを買い戻す事を検討したり
 またコストが増えそうな事をしている。この代表者も何を考えて居るのか
 予測不能だ。(ビル買戻しは日本側からの我侭な要求だと思う)

漏れ聞く話に寄ると、まだ癌になる人物が数名仕切って居る様であり
中々、出て行かないとの話だ・・・

疑惑のロットナンバー331(2SC1815Y中国製)

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先日、2N3904のTO-92パッケージ品の外品トランジスタの件について
書いたが、怪しげな2SC1815Yランクを入手したので御紹介したい。

入手ルートは有人のバイヤー経由では無く、一般販売品?である。
まずは画像をご覧頂きたい。

イメージ 1
(331)

正面画像に有る通り、型番表記は2SC1815Y 331と刻印されているが
先の2N3904とロット刻印番号が同一である。

イメージ 2
(これも331)

精密鑑別は後回しにして、入手の2SC1815Y 331と2N3904の
刻印を見るとナンバリングの3の書体が似通って居る。
1815の刻印色は茶色、3904は白だが製造場所が同一の様な気がする。

リード足に加工されている、高さ合わせ用ホールストッパの加工精度もほぼ
同じの様だ。細かい相違点は多々有るのだがモールドのバリ等を考えると
製造装置は同一の物が使われて居る。

問題は誰が作っているかである。
調査するにつれ、この331ロットは数多くの種類がある事が判明した。

次に背面をご覧頂きたい。

イメージ 3

背面中央にCと云うアルファベット記号がインジェクションパッケージで
刻印されている。ざっとロットナンバー331の画像をWEBで拾った所
HやLなどの派生もあるようだ。

この刻印は本来モールド型を管理する為の刻印なのだが、JAと異なり付番に
規則性は無いようだ。(一時期、東芝ではランク品表記もして居たのだが)

話を元に戻して、誰が製造しているかである。
普通、まともなメーカならメーカ鑑別表記がある筈なのに全く正体不明だ。

更に疑惑がある。この1815Yは先の2N3904の極性を単純に入れ替え
刻印を1815にしただけでは無いかと思うのだ。

もし、そうであれば2SC1815Yと名乗る事は出来ない。
何らかの悪質な意思を感じられる。

このような商売をする輩はあの国しか無い。大陸系の工場である。
331は工場のラインナンバーだと思う。

中国風に書くと(三极管仿制制造部331号工厂)だろう。


また本家ハウスメーカの東芝のライセンスが無ければ2SC1815を謳えない
筈なのだが、得意の違法コピー品だと思う。そこん所を詳しく聴きたいものだ。

HFEの測定をして見よう。本家東芝の2SC1815Yランクは出来たて
ホヤホヤだと220前後の数値を示す筈なのだが。※
(※保存環境や、PCT結晶均質化工程にもよる)


イメージ 4

あれ?以外にも205と良い数値を叩いて居る。嘘だろうと思い、100ピース程
測定して見たが恐ろしい程にバラツキが無い。
一体、どうやって製造した?中国人は均質化の概念は無い筈だが。※
(※半導体製造に関わる大陸企業でも均質化に対して理解が薄い)

東芝のPCT製法は特許で、内部雑音指数と長期保存(稼動)時に於ける
HFE低下(劣化)を究極までに低減させた画期的な技術なのだが
この製品に生かされて居るのであろうか?

今は200オーバのHFEを叩いて居ても、14,15年でHFEが低下して
使い物に成らなくなったら非常に困る。
長期性能の判断はHFEだけでは付けられない・・・

ある可能性を予想した。もしかして、この謎工場製の1815は東芝の
中古ライン転用で製造したのでは無いかと・・・

イメージ 5
(某社の中国工場 中国半導体製造の基本は人海戦術である)

そうだとしたら、40年前のPCT薄膜改質技術とは云え彼等に余計な知恵を
付けさせてしまったように思える。

また、(業務提携、提携外にせよ)製造指導が元東芝の技術員なら非常に困った
事になる。

今後、TO-92パッケージ品の生産国は中国が支配する事になるのは
必然だが、長期信頼性を確保出来る品質管理方法を身に付けられると
日本製半導体の居場所が無くならないかと思い、非常に気掛かりである。

過去には日本電気(NEC)が韓国に半導体工場を作って仕舞った為に
サムスンやらLGグループに余計な力を付けさせた苦い経緯がある。
(この件でNEC品番のRAMやらROMシェアが一気に奪われた)
(巧妙にNEC側から技術を引き出したようだ ここも要注意先企業である)
(当初は技術を必要としない真空管OEMから始め、半導体にシフトした)
(近年では次世代リチウムイオン電池やモービル用半導体のコピーに忙しいようだ)

イメージ 6
(1960年 金星社(現LGグループ)ソウル郊外のラジオ組立工場)
(こいつらにノウハウを教える事は後に敵を増やす事になった)


中国・・・実に恐るべき国だ。

おお、コンディション上ってるぞ

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最近は17,18時台のEs(F)層反射の調子が良い。
だけど、ちょっとね(笑)

イメージ 1

いよいよ最後だ

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先の記事でお伝えした通りの既報だが1669KHZUSBで送信されて居る
灯台放送の終了まで、本日を入れてあと5日と成った。

先週から修理を行って居るFT-101Z最終後期型のフルリペアが終了し
1669へダイヤルを合わせると、日没後から全国の灯台放送が入って来る。

沖縄や九州の一部、及び大阪ハーバレーダは全く聴こえないのだが通常の
BCLラジオで聴くより感度が良く、シングルコンバージョン機の懐の深さを
改めて感じる。

FT-101Zの場合、180mバンドのトラッキング範囲は旧FT-101より
広い為に感度としては倍近く有るように思える。

残り5日 全部聴こえるか・・・

イメージ 1

産業分野に於ける迷惑な支那の331計画の全貌

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先週、支那製の2SC1815 Y 331について書いたが続報が入手出来た。
支那製コピー半導体に振られて居る(331)と云う番号は国家経済プロジェクト
に従った研究や製品に付くようだ。

それが一連の331コピー半導体であり、実にエグい。


戦慄の331計画の実体は・・・

3年以内に主要30社において各企業当たり100人の先端技術を持つ人材の獲得
1000万元以上の利益を得る製品の開発
対象分野はハイテク及び医療、サービス、一般工業
余剰人材の有効活用
完全な国家納税(政府補助収入も含む)

の5本の柱で構成されて居る。

支那政府は国際市場に占める、あらゆる中国製品のシェアを高める為に
手段を選ばぬ工作が、十数年前から決定されている。
(計画は何度か見直され、大々的に行うようになったのは北京オリンピック前後)
(上記の通り3年毎のマイルストーンで構成されて居り、数次に渉る長期計画)

当初は海外製品などを作る経済特区を抱える地方で、実験的に行われて居たが
効果が近年現れて来た事で分野を広げ、今日は加速的に実施されている。

その昔、小平本人がこの長期計画を最初に立案したようだが、対外的には
改革開放政策と尤もらしく命名し、真の野心はオブラートに
包んで隠したようだ。(計画が実行に移されたのは海外受託のアパレル産業から)

支那政府は国内の技術力が低い点や、基礎研究データを持たない点を当初から
冷静に判断しており、遅蒔きながら人材育成から始めた。

1995年に入ってから、日本国内でも支那人留学生が急増した背景はここに
ある。個人で日本が好きだから留学して来た、と思ったら大間違いで
彼等は中央政府の意向を受けて来ているのだ。現在でも支那人は各大学
各企業に根を張りつつある。
(中国人商人の滞在ビザは5年から10年へと長期滞在可能に緩和されたようだ)
(これも、日本政府が何等危機感を持って居ない証左である)

近年、表面化した日本の技術流出は既に入念に謀られたものであり、今更
対抗手段を取った所で遅いと思われる。

当然の事だが、支那企業は全て中央政府、地方政府の指示で全て動いて居る。
全ては金の為であり国際的なルールや慣習を無視し、計画を遂行する
事に関して彼等は良心の呵責など一切感じて居ない。

日本人との価値観に合わない理由の根本はそこにある。

問題は更に根深い。昨年、今年に入ってから日本国内の電機メーカの部門売却先
の殆どが中華系企業である。

まだまだ支那の勢いは止まらず国家331計画を進めるようだ。
各国でトラブルを起こして居るのは全てこの絡みだ。
  
拝金主義をかざして日本の製品に挑戦するとは、いい度胸である。
今後331関係の商品は不買いだ。

遅まき乍らこれが民間防衛の一歩だ。
しかし基本的なトランジスタまでターゲットにしたとは、抜け目の
無い連中だ。

正直、癪に障る。(怒)

オンフレチューンはマナー違反

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QRVしているとピーやらポーやら、オンフレチューン(相手局の周波数ジャストで
アンテナチューンを取る行為)を行う輩が増えて居る。

ふた昔前なら※、他局やQSO中の局にモロカブリで迷惑を与える行為で
烈火の如く注意された酷いオペレーションなのだが、自称OMと云われるのが
やっているから始末が悪い。(※今でもだが)

音調やシグナルの強さを聞いて居ると、フルパワー数百ワットで行って居るのが
良く解る。

このような行為を行うのは復活組や、少し世間と隔絶された老人が行って居る
ようで聞く耳を持たない様だ。

老人諸君、電波を出す前
に良く考えよ
あとね
何でも59と云うのは
有り得ないので
止めて頂きたい



ついに放送終了(灯台放送 青森県 尻屋崎灯台、竜飛岬)

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記事を書く前から腹が立って仕方無い。個人ではどうする事も出来ぬが憤怒と
虚脱感で血圧が上下する。

今迄、相当数々の腹立だしい事が有ったが近年に無い怒りだ。
この日が来ると解って居たのだが、最後の放送を聴いた後に冗談抜きで
無線機をハンマで壊したい気分に駆られた。

イメージ 11


お陰で煙草も2箱吸って仕舞ったし、庭のアンテナを見ると行き場の無い
考えが様々交錯する。

何の事かはタイトルが示している通りで有る。

昨日の夜、ナイトCM中にCM先に常設しているHF機で短時間ではあるが
灯台放送をワッチした。

相変わらず沖縄方面は聴こえなかったが最後の夜の放送だと思うと、感慨深い。
何処からとも無く紛れ込んで来るノイズや、フェージングが掛かった各地灯台
からのアナウンス。兎に角、最後だ。ちきしょう。

一夜明けて、本当に最後の日が来た。
日中帯はノイズのせいで当地近所の竜飛、尻屋しか聴こえないと思って居たが
トドガ崎、入道、積丹の計5局が最後の奉公とばかりに強力に入感した。

・・・正午12時を過ぎた。この後の時間は無音と解って居ても1時間、
午後13時まで無線機の前に張り付いた。

しかし、本当に終わった様だ。

NHKのニュース動画で当地の尻屋崎灯台の停波模様が上って来た。

イメージ 12


見るのも嫌だが、尻屋の設備は数年前に更新されたばかりで無念で仕方無い。

イメージ 1
(ラジオの受信周波数がおかしい それでもNHKか)

イメージ 2
(尻屋は原発の近くだ)

イメージ 3
(冬は風速35メータを叩き出す、非情の大地)

イメージ 4
(送信設備更新してから数年しか経って居ない 何故だ!)

イメージ 5
(PTTマイクがあり手動送信も可能)

イメージ 6
(液晶は出力3.6W出力を示している 送信系統は2台あるようだ)

イメージ 7
(八戸海保のえらい人が止めに来た)

イメージ 8
(いよいよ停止命令が下る)

イメージ 9
(2名作業)

イメージ 10
(ラック下のサーキットプロテクタが落とされた)


・・・半世紀以上に渡り放送された船舶気象通報は、本日を持って完全に終了した。

一体、何が無駄なのか筆者の心情としては複雑だ。

今夜、周波数を1669に合わせても当然乍ら聴こえるのは雑音だけだ。

さらば灯台放送。

参考)竜飛崎、尻屋崎灯台は灯台放送の放送割り当て時間が4分間と、他の灯台
   と比較して倍の時間が取られて居る。

   これは、灯台の受け持ちが津軽海峡に面して居る為である。
   海峡気象は非常に不安定である事から、近隣灯台の状況も合わせて放送
   されて居る(居た・・・)

   尚、旅情に駆られてこれから訪れようと考えて居る方への注意点がある。
   10月中旬から翌年4月までの間は両灯台付近の気象は非常に不安定となる。

   平日は割りと周囲は穏やかだが、週末は必ずと云って良い程天候が崩れる。
   また、交通アクセスも極めて不便であり周囲にはコンビニはおろか個人経営
   の小売店も無い。時折、灯台の麓に出店が開かれる位である。
   
   年末の30,31日の午前中は暴風雪がピタリと止む特異な気象条件の
   だが訪れる際は厳重な装備で。※
   (※筆者は昨年末の31日、竜飛崎灯台から40mバンドSSBサービスを
     行ったが今年も末に灯台移動運用を企画している。物好きな方は宜しく)

   当地からはモービルを使用し竜飛まで3時間
   尻屋までは5時間だ。近そうに見えるが非常に遠く、違う県の様だ。

イメージ 13
(晴れた日の尻屋崎灯台)

イメージ 14
(こちらは竜飛崎灯台)

イメージ 15
(冬地獄が間も無く到来する)

500円以下のテスタは使えない(笑)

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さあさあ、10月が始まりましたよ。月日が流れるのは早い。
盆と正月が来るのが早いなあと思ったら、老化現象が加速して居る証拠。

・・・・・

つい先日、10年位使った安物テスタが壊れた。
修理を試みたが、結局カスタムLSIの破壊なので修復は諦めた。
HFE測定にしか使って居なかったのだが、無いと困る。

そこで、壊れても全然気にならないテスタを購入する事に。
予算は500円以内だ(笑)
購入前に近所のホームセンタへ行って見たが、オーム電器とかの高級品(?)
ばかりで肝心のHFE測定機能が付いて無い物ばかりだ。

メガー(絶縁抵抗計)なども置いてあったが、ホームセンタで誰が買うのか
非常に疑問である。

さて、繰り返すが予算500円と成ると選択肢は無い。
結局ホームセンタではテスタを購入せずに、何故か砥石を買って仕舞う。
全く自分でも意味不明な行動だ(笑)

秋月電子のサイトを覗くと、先日壊れたテスタがまだ売っている。
一体何年売る積もりなのだろう。どうでもいいが。

で、某所を見ると500円以下のテスタを見つけた。
何だか怪しいが、購入する事に。
送料を入れたら800円。ううーん、300円のオーバで実に癪だ(笑)

イメージ 1
(標準装備!! びっくりマークで強調されても・・・)

数日後、現物が来た。箱を明けると、何だが旧いタイヤの臭いがする。
製造国を見ると支那製。プラスチックのカーボンブラック材料をタイヤ再生品
から抽出したらしく、香りが体に悪い。

ゲロゲロ
くせーよ、おい

イメージ 2
(日本語の誤記は無いのだが、フォントが変)

どうせ碌な物じゃ無いだろうと思って居たが、予想は的中した様だ。

・・・

ふた昔前の安物テスターと云えば、コリア製だったのだが採算が合わないので
殆どのメーカはライセンスごと支那企業に売っ払っている。
この商品もそんな運命を辿って居ると思う。何処かで見たようなデザインだ。

使う機能はHFE測定オンリーだが、青色をしているリード足ソケットの
接触不良が酷い。

イメージ 3
(あうう・・・ソケットが残念な形をしている)

内部のコンタクト・ソケットの隙間が過大で、0.5ミリ以上ある。
これではマトモに動かない。クレームをつけた所で改善しないだろう
(価格的にアレなんで)

捨てるのは惜しいので、ソケットピン方式を止めICクリップを外付けする事に。
テスタ本体よりICクリップの材料代が高いとは、実に馬鹿馬鹿しい。

ソケット裏にリード線をハンダして、ケース外に引き出し完了。

イメージ 4
(電池ブランドはピークパワー? 聞いた事が無い。同梱品である。液漏れしそう)

蓋を閉めて、ハイ完了。

イメージ 5
(製造原価は100円を切って居ると思う。そのうち100均に出るのか?笑)

しかし、支那大陸製品は相変わらずの品質だ。
以前に香港製のテスタを見かけたので、購入したがそちらの方がまだ品質は
良かった。

知らない方向けに解説すると、こういったツールには共通点がある。
製造国は旧NIES諸国※(新興工業経済地域)で作られた過去がある。
(※既に死語)

工業力が無いので、こういったテスタやラジオ(ラジカセなど)の製造から
始めて少しづつ産業能力を高めるやり方である。

かつてのNIES(ニーズと読む)地域は(韓国)(台湾)(香港)
(シンガポール)(フィリピン)である。

フィリピン以外、今では日本製品と同等品質か少し劣る程度の工業製品を
バンバン市場に出して居る。

支那の場合旧ニーズ圏の猿真似をしているので次第に、産業転換が始まるだろう。
テスター製造は良い指標である。(※)

尚、1980年以前はこのデジタルテスターすら自国で製造出来なかったのが
支那である(笑)

採算が取れなければ、数年後にはミャンマー製や北朝鮮製(可能性は薄いが)も
出て来ると予想する。

(※米国FLUKE社とか専業メーカは特定ブランド商品なのでひとくくりに
  出来ないのだが)

そんな余慶な事も考えながら、改造を行った。

・・・・さて、この改造テスタの寿命は何年か。

オンボロマイクを引っ張り出す

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お前舐めてんのか?

と云われそうだが、40年前に製造されたダイナミックマイク
(インピーダンスは550Ω)を引っ張り出してどんな音が出るか試した。
筆者は至って真面目である(笑)

イメージ 1
(マイクホルダの径が合わないので、スポンジを挟む)

こんなチープなヘンテコ使って、終にイカれたのか?・・・と云う意見は無視する。
しかし、旧くさい 最近のマイクは握り部(ボディ)が極太仕様
物が多い。見ただけで昔の製品だ。
太いのは性格と竿だけにして頂きたい物で有る。

可也り以前の記事で(マイクは消耗品。旧いのはサッサと捨てろ)と書いたが
未使用、適切環境の中で保管して居れば使える物が多い。
(但し、湿気と高温は厳禁である。新品時からは性能は劣化しているのだが)

メーカはSUNRESEと全く無名。(誤記っぽい気がする・・・)
ホントはサンライズと書きたかったのでは?

イメージ 2

XLRプラグには対応して居らず、直接マイクボディからリード線を引き出して
居るので、少し加工して10mのPTTユニットBOXへ接続。

音質を別の無線機でモニターすると、海外某ブランドのマイクより良い音が出る
様だ。来期の10mAM Esはこれで行こうと思う。
(ケンウッドのMC-60に近い)

但し不安要素があって、こんなに旧いと肝心な時に自然に壊れる様な気がして
成らない(笑 集音膜が硬くなって音が小さいとか・・・)

・・・・

本日は10mバンド、オープンせず。CQを出しても応答無し!
残念。

久しぶりのコンディションUP

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NICTの電波障害研究プロジェクトHPは約2週間振りに復旧した様だ。
何故2週間以上もメンテナンスで停止させるのか、役所仕事は実に理解不能。

さて、相変わらずPCの不調(全初期化した)でGメールが送信出来ず。
先週新しいPCを購入しようかと思い、専門店に行ったが値引きが渋い。
ボーナス時期には新機種が出るので、型落ち品狙いで暫く待とうと思う。

・・・・

ナイトCM中の昨夜、外に出て煙草を吸おうとドアを開けたら物凄い風と
雨で吹き飛ばされそうに成った。
今回の台風は大型で、早くも当地へ風を運んでいるようだ。

台風前後にはハイバンドのコンディション上昇が有る事は広く知られて居るが
何故そうなるかは不明。
コンディションUPよりアンテナが心配だ。

・・・・

CMが終わり自宅へ戻る。玄関を開けるとテクトロに修理校正を頼んで於いた
デジタルオシロが戻って来て居た。中を開けて請求書を見ると十数万の記載が!!

イメージ 2
(新品同様になったが、請求が・・・・)

ちょっと癪なので、テクトロに電話する。
担当者は休みとの事だったので、他の方に代わって貰ったが修理明細のとおり
ユニット交換になったので、事後値引きはNGとの事。

仕方無いので端数を切って貰い電話を置く。IC-7300を楽に買える
金額なので複雑な気分だ。
こんな事なら中古機を買った方が良かった。選択ミスだ。

・・・・

何となくコンディションがアップして居る感じがする。
上の周波数でCQを出す事4回、山梨移動のMさんからコールバックがある。
数回やりとりしたが、QSBが非常に長い周期の為ショートQSO。
今日は安定しないのか・・・

イメージ 1
(電離層も荒れ模様 F層反射が相当伸びて居る 台風時特有の画だ)

暫く305を聞き流ししながら、修理上りのオシロに電源を入れる。
ファームウェアのバージョンが上ったようで、メーカがサービスで行ったのか。
電源投入から画面スタートまで少し動作が速くなった気がする。

当時、このオシロは前の前の前の前の前(もう忘れた)位のCM先に
出入りしていたテクトロの営業の甘言に釣られて買って仕舞った記憶がある 笑)
台数が纏まると安くすると云われて、職場の仲間10名が申し込んだが
値引が1割5分でガックリしてイヤイヤ買った。

カラーオシロの出始めなので、期待して入手したのだがアナログ信号の
取り込みが非常に甘く(要は遅い)、ロジック専門しか使えない。
(デジタル屋には使い勝手が良いとの事だが・・・・)

話を元に戻そう。

オシロをコネクリ回して居ると、先程のMさんがCQを出して居る。
今度は59ピッタリで安定だ。QSY指定なので移る。

再度、Mさんと話すとQSBは取れて非常にクリアに交信。
山梨方面は気温が30度以上上って居る様で、1エリアはまだまだ暑いとの事。
こちらは朝晩めっきり気温が下がり、約20℃。庭の虫も鳴かなく成り
秋も深まって居る事を伝える。
Mさんとはラストまで良好に交信出来た。

海外が入って来たので、今度は435近辺でCQを出して見る。
一旦SSBにてチェックを掛けAMに切り替える。
数度目のCQで東香川のKさんからコールバックがある。
Kさんとは1stでたまたまダイヤルを回して居たら当方の声が聞こえたので
コールしたとの事。お互い無線はタイミングが重要との意見の一致を見る。

次々行って見たいが、ここでも海外入感(コリアFM局)が強く成って来たので
周波数をオープンする。

たまにSSBでもやろうと思い、今度は365SSBでCQを炊く。
無線機はAMと違いオンボロ修理の積み重ねで有名なTS-940にチェンジ。
久しぶりに電源を入れるのでPLLがコケて居ないか、非常に心配だが
ダミーを繋いで唸って見ると、出力がキチンと出て居るので安心した。
(本来ならFT-101を使いたいが、QSBが激しいのでAGCの時定数切替
 が無い101では交信はキツい)

365SSBでも数回のCQ後、3エリアのYさんや6エリアのKさんと交信。
台風の接近により気象が崩れ掛かっているとの情報を受ける。
沖縄は大変そうだ。

SSBでの交信が終わりかけの頃、VT-101から福山市のOさんの声が
流れる。元気そうだ。声を掛けたかったが、8エリアと交信中なので暫く待機。
交信が終わったようなので声をかけて、QSY頂く。
取り止めも無い話で恐縮だったが、久しぶりに交信頂きファイナルを打つ。

今日は電波の飛ぶ方向が全く読めない。
東南アジア方面が聴こえて来たので、そろそろEsダウンか?と考えていたら
6エリアのTさんのCQが聞こえる。QSY先指定なので動いて交信。
Tさんとは数ヶ月振りのQSOと成る。海岸線沿いから電波を出しているとの
事なので59でバッチリ交信。

・・・・

その後、CQを出したり周波数をメインに移って狸したり繰り返すが
フェードアウトが始まった様だ。フィリピン、タイ方面の漁船が出て来て
混沌状態となったのでQRT。

この時期のEsとしては非常に長い時間継続したようだ。
各局からの情報に寄ると、昨日夕方~夜間も好調だったとの事だが、生憎
筆者はナイトCMで運用不可能(笑)

うまく行きませんな。10mAM EsQSOはタイミングが命。
各局、QSOありがとやんした。また次回。寝ます。

性懲りも無く台風前後のコンディションアップに期待する

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今日は、筆者です。相変わらず10月に入ってもナイトCMから解放されません。
普段の行いが悪いからでしょうか?(笑)

さてさて、不安要素であった台風18号は温帯低気圧となり過ぎ去った模様だ。
・・・となるとコンディションが上る確立が高いと見込み、10mAMにて
張り込みを行って居るが目立った入感は無い。

とりあえず、定時?CQを出して見よう。

CQ、CQ。こちらは・・・・・・・

シーン。ジリジリ・・・

うーん、もう一発。CQCQ

? 薄っすらとコールバックがあるが、誰か全然解らず・・・・
うーん困ったな・・・

20分程度粘ってCQを出すも全て空振り。先程、コールバック頂いた局の
再飛来を期待するもNG。

イオノスフィアを見ると、こりゃ駄目ですな。
交信インターバルに間が空きそう・・・
ノイズフロアに変化が表れて居るので、行けそうな感じはプンプンするんですが。

JD1YAAと交信成功

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何気なく、WARCバンドをサーチして居たら・・・
こちらはJD1YAA気象庁ハムクラブ・・・

なんだとー!!!

いつの間にかJD1YAA 南鳥島の気象庁ハムクラブが復活して運用していた。
2010年頃に一旦QRT状態で運用して居ないと思って居たが、これには
びっくり。

イメージ 1

暫く聴いて居たが、QSBが多いので山のピークで呼ぶ事にする。
2回目CQでパイル抜け成功。
勘違いしたマナーの悪い本土局が、交信中に呼び倒してQRM。
こういった局が出るのは珍しく無いのだが、JD1側の信号を聞き取れて居ない
ツンボのようだ。
ツンボは当局コールサインとは全く違うので、意図的な送り込み※とも云える。
(※今時迷惑である)

大パワーのせいで、こちら側とJD1側へ被って仕舞い何を考えているやら。
南鳥島と交信した喜びは大きいが、マナーの悪い爺いのせいで後味が悪い。

このようなジジイはOMと云わず、単なる馬鹿である。
さて、QSLが楽しみであるが調べて見ると発送は約3,4ヶ月後
ということはビューロ経由で半年掛るらしい。

こちらからJD1YAA側へのQSLだが、送付OKかどうか不明。
一応、QSLを書いたが・・・

それにしても偶然の奇跡は恐ろしい。

FT-747(SX)修理依頼

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本記事は修理依頼者許諾の元、執筆しています。

筆者も現用している八重洲無線のFT-747。これも非常に旧い機種なのだが
何故か人気がある。今回はこいつの修理依頼。

747の特徴として、今では当たり前だがプラスチックケースが採用されており
以外と軽い。また、直感的なオペレーションが可能なインターフェイス設計で
HFに馴染みの無い層にもV,UHF機感覚で扱える。

発売当初は余り売れて居なかった模様だが、CQ紙などで(移動運用)や
(サブ機種)に好適と紹介された後に爆発的売れ行きを示した様で有る。

さて、今回の修理依頼は・・・

1、バンド全体において受信感度が悪い。
2、送信出力が不定期に出ない。
3、送信受信時に雑音が出る。
4、キャリアポイント調整が利かない。
5、パネルスイッチが利かない。
6、時折、ヒューズが飛ぶ。
7、AM送信音が悪い。
8、パネル照明の交換。
9、底面ケース破損
10、自己改造ポイントの復元(オリジナルに戻す)
11、総合調整(ゼネガバ送信改造含む)

FT-101のレストア並みの依頼だが、トランジスタ機なので気楽に
修理を行う。

まずは診断。

ヒューズが飛ぶ症状が出るとの事なので、電源を入れる前に外部電源端子に
テスタを接続しPOWERスイッチを入れる。
数キロΩを示している、大分低い。電源ユニット周りに異常がありそうだ。
何回かPOWERスイッチを入り切りしている内に数値が暴れだした。
スイッチ本体+電源の複合故障っぽい。ある程度修理を行ってからでないと
全体的な不具合は見えて来ない。
FT-747でこの症状が出るのはPAユニット内にある松下のリレー劣化
特有の症状だ。

次に、ケースを全部外して全部バラす。
プラボディ割れはエポキシ樹脂(アラルダイト※)接着剤で補修。
(※国産エポキシ樹脂より耐衝撃性、経年変化に優れる)
(硬化後は金属(アルミニウム)と同等の硬度になるので便利)
(硬化時に非常に有害なガスが出るので注意)

イメージ 1


電源ユニットをバラして各ポイントを当ると案の定、松下のパワーリレーの
コイル側がショートしている。これでは電源を入れる度、不定期にヒューズが
飛ぶ症状が出るのは頷ける。オリジナル品はまた不具合が出る可能性があるので
オムロンの汎用リレーに交換する。

前後するが、上記画像の通り一旦仮組みしてパワーON。電源は入るように
なったので不具合箇所の洗い出しだ。

確かに受信、送信が不良だ。時折送信出切るのだが、安定化電源のアンペア
メータを睨むと明らかに電流が流れ過ぎだ。
ファイナルかプリドライバーがパンク寸前の症状が出て居る。

受信は基盤を揺すると、ガリ音と共に一瞬復調がされる。
典型的な半田不良の症状だ。
メインやサブ基盤に紙エポキシを使っているためだ。

紙エポキシは収縮率が高いので、数十年使うと温度変化により基盤全体が
伸び縮みサイクルによりパターン剥離やランド割れ等、様々な症状が出る。
近年になって、紙エポ使用の弊害が顕著化したので国産メーカではトラブル防止
の観点から全面的に使用を中止している(家電メーカは?)

747の場合、電源送信系以外の不具合は半田不良が多い。
全てのランドに再半田を施す。

イメージ 2

画像では解り難いが、半田の盛り付けが少ない。加えて黄色のマークパターン
が見えるが、ここには電解コンデンサが実装されている。
この部分は極端に半田が薄い。拡大鏡で見るとランドに皺が出ており
劣化症状を呈して居る。

根性で全てのランドに再半田し、再度電源を投入すると受信時の不具合は全て
解消されている。バンドゲインを測定してみた所、新品時と変わりない数値を
叩き出した。(中波の感度が以外に良い、分離は悪いが)

依頼者が行った改造を全て撤去してオリジナルに戻す。
途中、パターンが負けて剥離したのでメッキ線で補修。FM送信時にデビエーション
を上げる改造だったが、感度も悪くなる要素が含まれて居た。
この改造はモービルハム誌に載って居た様な気がした。

ある程度受信調整を行ってから、肝心の送信系に移る。

イメージ 3

改めて送信系を点検する。747SX(10W)の場合、信号の流れは・・・
Q04のレギュレータで8Vを作り、Q01のプリドライバ2SC2166を
駆動、Q02,03の2SC3133の合成出力を経てアンテナへ電波が出る。
Q05の2SD882はファイナルの2SC3133へバイアス電圧を供給する。

イメージ 9
(画像はファイナルユニット リレーもダメ)

ボードの再半田後でも、送信が出たり出なかったり繰り返すのでデバイスに
問題がある。時折出力が出るのでファイナルバイアスのQ05では無さそうだ。

Q04の8Vレギュレータの出力は出て居るので、残すは・・・Q01しか無い。
オシロでQ01 2SC2166のアウト信号を見ると励振レベルが非常に
低い。しかも凄い発熱でパンク寸前だ。

イメージ 10
(問題の2SC2166 リプレース時は絶縁ワッシャを忘れずに)

さて・・困ったぞ。
と、云うのも2SC2166はとっくの昔に廃番品である。

イメージ 4

イメージ 5
(2SC2166は元々、11m用の石で6W出力)

昨今高周波用のトランジスタは品薄で、オリジナル品の価格高騰が激しい。
代替品は無いか・・・とパーツ箱を漁っていたら良い物が出て来た。
三洋の2SC2078である。これも11m用の石である。

イメージ 6

耐圧と出力が少し異なるだけで、ほぼ代替品と云っても良いだろう。
迷う事無く交換する。(笑)

再度、仮組して送信試験を行う。事前予想では出力が低くなると見て居たが
新品時より少しパワーが余る位のアウト出力が出た。
ファイナル周りの回路図に有る通り、アイドリング電流調整用のVRが無いので
不満だが追加改造で付加しようと考えたがオリジナルから外れるので
ここは現状で行く事にする。

ファイナルユニット全体の電流値を当ったが、暴れていないので大丈夫そうだ。
次にCWで連続、間欠送信試験を行う。送信30秒受信2分のインターバルで
しつこく30分程繰り返す。

ファイナル周りの温度を測ると70度近辺で落ち着いており、温度上昇が
60度を超えると少し出力が落ちるが問題無いレベルである。
ファイナルケースがアルミダイキャストなのでうまく放熱がされているようだ。
逆に100W機のGXでは放熱容量が足りなくなるだろうと思う。
(同じダイキャストケースを使って居るため)

次にAM、FM変調試験。
ご存知の通り、747は最大出力でAMを出すと所謂マイナス変調※となる。
SX(10W)機の場合、出力ボリュームが3-4W近辺で絞ると音声を入れた
場合プラス変調となる。プリドライバーを代替品に交換したので特性が変化する
と思われたが、2SC2166と同様のカーブを書いてるようで安心した。
(※変調についてはここでは割愛する。面倒なので)

AMの送信音質だが、フィルタが入ってないので余り宜しく無い。
現在、フィルタ新品は入手不可能なのでここは手の付け様が無い。
依頼者へ連絡すると、SSBメインで使うので問題ないとの事。

FMだが、元々スーパーナローだ。簡易的なFM回路なので調整のしようが無い。

送信、受信周りが正常になったので再度、総合調整を掛ける。
コールドスタート時は周波数が少しフラフラするようだが、10分もあれば
落ち着く。キャリアポイント調整用のVRを新品に交換して、再度合わせ込む。

いよいよラストに近づいて来た。正面パネルを全部バラす。
接触不良気味な正面操作スイッチは隙間に接点洗浄剤を入れ、数十回オンオフ
すると復活した。LCDの表示不良も、正面パネルボードの全てのランドに
再半田を行ったら正常に戻る。

ここで、照明のムギ球をLED化する。ムギ球の取り付け穴は5mmなので
LEDがすんなり入る。ここには電球色LEDを仕込む。

(ゼネガバ送信改造)

フロントパネル側下部基盤から茶色のジャンパ線がある。
これをカット後、USBモードにして周波数を
12,3456Mhzに合わせる。
電源OFF
再度電源ON。その際、LCDパネルに(GEN)という表示が出るとゼネガバ
送信OK。(バックアップバッテリがヘタって居ると、電源を切ると設定が飛ぶ)

・・・

リペアしたカバーのエポキシが完全硬化したので、一気にケース組みする。
補助基盤差込のコンタクトピンの洗浄を行うが経年変化でソケット周りが
変形している。紙エポキシ基盤は反って来るので、数年後またリペアしなければ
ならないのが予想出来る。
(尤も、全面再ハンダ時に基盤ストレスを取る方向で行ったので大丈夫だと思うが)
(反った方向に左右上下円周状に半田を盛って行くと、ストレスは取れる)

イメージ 7

全ての修理が終わったので、エージングで様子を見る。
画像はHBC函館送信所 900Khz 5KWを受信中。
当地とは可也り離れて居るが、実験用の適当なワイヤアンテナで59+40dB
で受信可能だ。(受信は昼時間)

修理前は微かにしか受信出来なかったが、ここまで感度が出る。

次にNHK東京第一 594Khzを受信。(これも昼間受信)
メーターは52程度だが当地でも良好に聴こえる。
747のBC帯域の受信ゲインは可也りあるようだ。

イメージ 8

アマバンドも受信、送信を繰り返したが全て問題無いようだ。
筆者の所有する747より好調だ・・・2,3年はキャリアポイント調整以外
弄る必要は無いだろうと思う。
もう暫く様子を見て、週末に返送しようと思う。

久しぶりに市民ラジオの運用を行う

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数ヶ月振りだがCMが終わった夕方、帰り掛けに市民ラジオの運用を行う。
耳を鍛えるためだ。
昼休みモービルで10mAM※にて、1エリア局のUさんと交信可能だったので
夕方チラっとオープンする事を予想しての運用だ。
(※数回のやりとりでフェードアウト)

この数週間でめっきり日の落ちる時刻が早く成った。
本日は天候が不安定で、当地は肌寒い。実に陰惨とした季節の前触れを感じる。
今週末から気温の急降下が始まりそうな塩梅である。

あと2ヶ月少しで、今年も終わる。時間が経つのは早い物だ。
ついこの間暑かったのに。

さて、モービルを海岸線沿いに走らせ埠頭へ向かう。
8CHを聴取するとノイズが盛大に振って居る。近くのセメント工場が残業を
行って居る様でインバータ稼動時の雑音が凄い。

長居は無用。直ぐに運用場所をチェンジ。
結局、いつもの海浜公園に来て仕舞う。人気が無く実に寂しい。
夏の間は花火をしたり、若者がタムロして居たのだが見る影も無い。

イメージ 1
(画質が一昔前のVHSエロビデオみたいな感じで失礼 笑)

再度、8CHを聴く。ノイズはS1以下と良好だが、コンディションは良く無い。
洋上ブイマーカ音も聴こえず、サーとホワイトノイズだけがスピーカから流れる。
煙草を数本吸って、待ち構えるが全く駄目な様だ。

約30分ほど運用したが、寒く成って来た。腹も減って来た事だし引き揚げる
事を考えスイッチに手を伸ばした時に・・・・

・・・・11m・・・・タマ・・・・9・・・どうぞ・・・・

昼間と同様に、一瞬だけ1エリアが入って来た。
ボリュームを目一杯上げて、メータを睨むが再度の入感は無い。

・・・時間切れだ。撤収。
帰途コンビニに入るが、店内の照明が眼に刺さる。安ウイスキーを1本買う。
レジの女が醜い。

シャックに到着し、FCC-4CHを聴きながら本記事を書いて居るが
時折あしやげな信号がQSBを伴って入って来る。

夜間帯、11,10m開くのか。
酒を飲みながらワッチだ。先程まで海岸に居た影響で骨の芯まで冷えた。
相当深酒をしないと、体温が戻らないと思う。

イメージ 2
(もう半分以上呑んで仕舞った)

そういう事で、万一ハイバンドがオープンしても飲酒運用になるので
声を出さずに狸ワッチ。(笑)各局、また次回。

SUPER STAR MIGHTY MINI BASE MIC(WORKMAN)を引っ張り出す

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イメージ 1
(クロムメッキが如何にも米国のCB周辺機器を彷彿とさせる)

以前、米国から10mAM無線機を纏めて購入した際に店の好意で小さなスタンド
マイクをオマケで貰った。それがSUPERSTAR MIGHTY MINI BASE MICで有る。
画像は見ての通りだが、アドニスデスクマイクと比較しても非常に小さい事が
解ると思う。

イメージ 2
(狭い机や試験用にぴったりなサイズ)

マイクのエレメントはECM(コンデンサ)のため筐体内へ9V角型積層電池を
必要とする。9V角型電池の容量切れを起こした以降、使う気が失せて
ジャンク箱行きと成って居たが、ガタクタ整理の際に出て来たので電池を交換して
再利用する事にした。

イメージ 3
(板厚は結構ある)

小さいながらも、ボディが厚い鋼板で出来て居る為に結構重い。
元々の製造ブランドはアスタティック社だったのだが、市場規模縮小のため
ワークマン社へネーミング毎、製品を売り払って仕舞ったようだ。
(ワークマン社はアスタの協力会社だった様な気もするが・・・)

イメージ 4
(パチモノの2SC1815使用 例の331ロット)

出荷時の入出力ピン配列はGALAXY仕様である。
この製品を販売するあちらの店では$+5程度で、有料にて他の機種に適合する
サービスを行って居る様で有る。

日本国内ではCB無線市場の半数以上はNASAなのだが、米国ではギャラクシー
が一般的の様で市場シェアを握ったメーカに合わせて、ピン配列させて居るのだろう

さて、肝心の性能なのだが内部は2SC1815GRを使った1石のマイク
アンプと、送信表示用のLEDが仕込まれたシンプルなものであるので
過度な期待は不要である・・・

電池交換を行い蓋を閉める。
マイクピン配列を変えて居ないので、ギャラクシー社の無線機へ接続。
AMモードで送信を行うが、モニタすると締まりの無い音質だ。※
(※ギャラクシーの無線機本体は非常に高音寄りの変調)

ハナから解りきって居る事だが、AMの電波とECMマイクロフォンは相性が
悪い。(これについては諸説グダグダ書きたいが、面倒なので割愛)
ではSSBではどうか?

筆者主力機であるFT-101へ接続する。
あら不思議。FT-101へは配線変更不要で、そのまま接続出来る。

ア~ウ~ア~ウ~
ハァハァハァ~
(笑)

発声模様を書くと実に間抜けだ。ここだけ抜き出すと頭のおかしい奴だと思われ
そうで微妙。
変調を別のSSB無線機でモニタすると非常に伸びのある(※1)太い変調(※2)
が聴こえる。(※1 SSBだから当然。 ※2 微妙な表現)

・・・という事で、製品製造元のワークマン社には申し訳無いがこのマイクは
SSB専用として使う事にする。

オモチャ程度のマイクだが、無線機の種類や電波モードによっては意外な
性能を出すかも知れない。

使って見たいという奇特な方は以下アドレスでWEB購入可能だ。
価格は$20~30で入手出来るのだが、海外なので送料が高い。
何かのついでに抱き合わせで注文した方が良いと思う。

筆者のお勧めはH&Yエレクトロニクスだ。
まとめ買いの場合(邦価で20万以上)面白いオマケがついて来る。
但し、この店のオヤジは非常に短気でヤル気が無いので発送まで偉い時間が
掛る(笑)しかしアクセサリ関係は文句無しで安い。
大口注文する際はメールでは無く電話で要問合せ。

イメージ 5


オカルトアンテナ

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世の中には常識の範囲を超えた事象が度々発生する。
冒頭文ですでにオカルト臭っぽいのだが、良く検証すると説明がつく物が多い。

地面アンテナ

2007年の冬に流行ったアンテナだが、今更ながら試して見た。
結果は近日書きます。

イメージ 1

今度はCHASER MC-5000が動かない

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どうも、筆者です。

イメージ 6

業務繁忙期が終わり、勤務シフトがナイトから日勤へ戻ってから調子が悪い。
半年以上もナイトCM専門でやると、体が夜型に慣れて仕舞い塩梅が宜しく無い。
本日は協力会社の人間の方が多いので、有給消化で午後から半休を取る事にした。

昼飯をすき屋で喰うが、半分以上残してしまう。
気分転換で市民ラジオの運用を少し行って見たが、入って来るのは海外の信号
中国人が強い。完全にスキップ気味だ。

イメージ 3
(各局、気分転換で心を晴れやかにしましょう)
※本文と一切関係ありません

部品屋へ立ち寄り、工事材料の見積もりを掛けて自宅へ戻る。
帰宅したら調子が良くなった。(笑)

春から夏の間まで方っておいたシャックの整理に着手すると、チェイサーの
MC5000が出て来た。十数年前に10m化改造してから、全く使って居ない。

電源を入れてみると、ウンともスンとも言わない。壊れたか・・・
電源コネクタを外して、逆接保護ダイオードを当る。パンクしてない模様だ。
・・・・そうすると先のチョークで壊れているのか?

イメージ 4
(電源が入りません 何で?)

順番にテスタを当るが0V?
30分程テストするが全然電圧が出て来ない。

・・・・電源コネクタの中継ヒューズを空けると・・・これだ。

見事にヒューズが開放されて居る。切れ方を見ると、大電流で飛んでいたのでは
無く、ジワジワと過電流が流れているパターンだ。

イメージ 2
(アフロ?)

ヒューズを交換して、再度電源ON。元気に蘇った。
思い込みで、内部故障を疑い調査したが時間が無駄になったようだ。
調査セオリーを飛ばすと、故障探求の落とし穴にはまる典型例なり(笑)・・・

イメージ 5
(余計な作業をして仕舞った)

修理は推理?

さて、旧いCB機を改造していると予期せずファイナルが飛ぶ事がある。
多くのファイナルの故障はショートモードで壊れるが稀にオープンモード
で壊れる事もある。

その場合、1回ヒューズが飛び交換後に電源は入るが送信出来なくなるパターンだ。
このパターンも様々あり、少し出力が出たり瞬間的に元に戻ったりと不定愁訴的
な動きをする。

手っ取り早い診断法は、各ステージのトランジスタのコレクタ、ベース側に
高周波電圧計を当てて電圧が誘起されるか見ると10分程度で判断が付く。

イメージ 1

図は3ステージ構成のユニデン社の回路抜粋。
赤線の右から順番に送信時の電圧を当ると、どの部分で故障しているか一目瞭然。

厄介なのが多重故障をしているパターンで、その場合は黄色枠の点検も同時に必要。
一度、ファイナルが昇天すると前後のレジスタにストレスが掛かり定数が変化
するので、点検の際に数十パーセントも異なるようならついでに交換すると
良いと思う。

で・・・チェイサーMC5000でCQを出して見るが

全く、誰とも繋がり
ません

出鱈目

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私事の話だが、またナイトCMに成って仕舞った。
月末に他グループの管理職が辞めるからである。
先程、経営側から言われてガッカリモードだ。折角、2週間掛かって体を
日勤モードに戻したのだが意味が無くなった。

12月には中途で2名入れる予定との事だが、年末に誰がブラック会社へ
来るのか非常に疑問である(いつもの適当話だと思うが・・・)
筆者の場合、年棒制なので残業早出、休日出勤を幾らやっても加算されない。
毎年2月にある個人交渉でふっかけるとしよう。

何か眩暈がする。

・・・・

さて、こんな事はどうでも良いが(良く無いのだが)ハイバンドを聴いてみよう。
FCC-4CHは非常に元気だ。地元の4CHerが煩くガナって居る。
九州方面が非常に強い。タヌキワッチして居ると、この1週間は毎日オープン
しているとの事だ。たまには4CHも情報収集源となる。

10mAMにQSY。一発CQを出して見るが、コールバック無し。
風が強いせいで、ジリジリノイズがある。
空中で砂や塵が舞って、帯電放電を繰り返しているので暫く止みそうに無い。
ノイズブランカはパルス性雑音を取るのだが、ノイズレベルが高いので
中々効いてくれない。

ワッチを続けて居るが、聴こえるのは南洋系の信号ばかり。
1Mhzも周波数が違うので、4CHのオープンはこの時期ではベンチマークに
ならない。

各バンドをサーチしながら、無線機の調整を行う。
以前改造したOTRON CB-400の変調度ダウン調整だ。

この機種は内部にコンプレッサ回路を持っているので、元から変調度が高い。
いや、高すぎて他の無線機でモニタするとボソボソするのである。
(プラス変調し過ぎる)
少しコンプレッションレベルを下げる事にする。
ついでに、受信リレーも追加で入れる事とした。

イメージ 1

まず、変調度を下げるのだが測定にオシロを出すのは面倒で、かつ計算も
するのが面倒なので変調度計を引っ張り出す。
これは、以前紹介したと思うがE.Fジョンソン社製のCBテスタ。

クリスタル活性度チェックから、シグナルジェネレータ(クリスタル要)
AF 1Khzトーン、AMモニタ、電界強度、送信出力、変調度測定まで1台に
収まって居る優れもの。(内部にダミーロードまで入って居る)

簡易的だが、中々正確な数字を叩くので重宝して居る。

イメージ 2
(セレクタを% MODULATIONに入れる)

さて、オートロンを接続し音声を入れると変調度はほぼ100パーセント。
思った通りに深すぎる。

イメージ 3

%MOD表示を見ると、ほぼ100パーセント。
オートロン内部の可変抵抗を調整したり、回路に少し手を入れて
変調度をMAXで80パーセントまで下げる。

イメージ 4


マイクにかじりつかない程度で普通に話すと、変調度が60パーセント前後
になるように調整。

他の無線機でモニタすると、聴きやすい変調となった。
続いて、受信リレーの追加。この頃のCB無線機はコストダウンのため
リレーレス機が多い。マイクを刺さないと音声が出ないのは非常に不便だ。

イメージ 5
(リレーは安くならない)

配線をたぐるとサイバネットB配線(NASA)のようだ。
手元にある適当なリレーを付けて蓋を戻す。

これで、来期も快適に使えそうだ・・・
今、本記事を書いて居る途中で誰かのCQが聴こえる。
早速、QRVして見よう。
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