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Channel: 極私的10mAM 無線通信研究所
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予想通りコンディション回復

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昨日、本日早朝と10mAMはノイズすら聴こえずアンテナがイカレたかと
思い午前中に点検を行った。

春先から広域に渡ってSWRが悪い状態が続いて入る為、何処かの接続が
怪しいと考えていたが、ざっと点検した所エレメントの垂れ以外悪い所は
発見出来なかった。

一旦降ろそうかと思ったが、台風の近接でスポット的に風が強くなりそうな
感じを受けたので精密点検は9月以降に行う事として、お茶を濁す事にする。

ハイバンド全域をサーチしてみたが、6mはノイズすら聴こえず閑散とした
物である。11mのFCCは時折薄く搬送波のピーと云う音が聴こえるだけで
音声が乗って来ない。

正午前、10mで一瞬ノイズフロアの上昇が見られた。Es特有のノイズが入って
来ているのだが薄い。これは望み薄か?

何度か上の周波数でCQを出すが、コールバック無し。
305でローカル局が聴いていないか1回きりでコール指定で呼び出すが
これも駄目(笑)

フムー、諦めようかと思いチャンネルセレクタに手を伸ばした瞬間に2エリアの
Mさんからコールバックが有る!

Mさんの方からは8エリアが好調で、同時に声が掛かったとの事なので
335へQSY。

当地と8方面は近距離Esでも出ないと交信が不可能なので、ご挨拶の一報を
Mさん経由で送って頂く。このEsパターンは非常に足が速い事が予想される
為、近況などをショートでやりとりしてファイナルと成った。

1,2エリアでは台風の接近に伴い、日差しは強いが空気が入れ替わり
秋の風との事。当地でも2,3日前から気温が急降下して連日の30℃オーバは
無くなった・・・これから下がる一方だろう。

MさんQSO有難う御座いました。

さて、台風のコースを見ると非常に複雑怪奇なルートで本土へ接近するようだ。
史上初の経路を辿っているとの報道があるが、正確に云うと第二次世界大戦中
にもほぼ同じコースで台風が来ている。※
(※戦時中は天気予報は軍事機密で非公開、記録も薄い)

こんな事はどうでもいいのだが、近年の台風勢力と発生割合は異常だと思う。
大雨を可也りの確立で連れて来て、甚大な被害を及ぼす様だ。
昭和の時代の台風は風の割合が圧倒的に優勢だったのが、逆転して仕舞って居る。

海水温度の上昇が一因だと考えられているのだが、20年後の気象は今より酷く
なる事が容易に想像出来る。

以前から疑問に感じているのが、太平洋方面の海水温上昇がある年はEsの
出方に変化があるようだ。Esの発生メカニズムは諸説あり、何が正確なのか
不明だが少なからず影響を及ぼして居ると考える。

数十年後も継続してEsは出てくれるのであろうか?・・・

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