個人宛の記事になりますが、ここを見ているとの事なので・・・
(10mSSBモービルでの交信有難う御座いました)
自宅でDPが張れない場合は、こんな方法も一考です。
但し、Es専用でグランドウェーブは全く期待出来ませんが最低限、各地の
みなさんと交信出来る筈です。
(※モービルホイップよりは効率が良い)
ロープは直線状に張れない場合は、折り曲げてもOKです。
但し、飛びのパターンが変化するため受信は可能でも送信はキツくなります。
実際の架設作業時間は30分程度です。
※同軸引き込みの際は、ベランダ手摺にインシュロックで密着固定すると
十分な接地電位が確保出来、安定して電波を出せます。
同軸ケーブル切り出し長(28,305センターとして) λ/2切出し
物理半波長 150/28.305MHZ=5.29m
5,29m * 同軸速度係数(メーカによって異なる ここでは0.68)
=3,59(約3,6メータ)
実際加工長3,6m(最低) * 整数倍(1x 2x 3x 4x)
=3,6 7,2 10,8m ETC・・・・
回り込みがあれば、TDKパッチンコアを給電部近傍へ1個挿入してみて下さい。
切出し長を指定するのは将来、不具合が発生した場合アンテナ本体不良か
同軸が悪いのか切り分けを明確にする為です。
(これ以外にも支持物は沢山利用出来る)
(筆者が実験で使用しているツェップANT)こんなもんでも全然飛ぶよ
兎に角、屋根の庇や外壁から1センチでも出す
実際どの位の範囲で使えるか、データを挙げます。
同一条件で、先程試験しました。
以上 305-465近辺(上側)
センターディップ周波数28,305MHZ
以下 305-215近辺(下側)
給電高が取れなくとも、建物側と少しでも離す事によりSWRのみ着目すると
問題無くツェップでも帯域を確保出来ます。