何?中華製だと?お前はそんなに落ちぶれて居るのか?と云う声は掛けないで
頂きたい(笑)
リサイクルショップに行ったら真空管が置いてあった。
何処かの遺産整理で出て来た感じもして、陳列台から放たれるオーラに飲み込まれ
そうで少し怖かった(笑)
最近では、生前整理と云う事でボケ老人を抱える家族が勝手に本人の品物を処分
して仕舞いトラブルになって居る様だ。ポストに投函されるショップのチラシを
見れば整理引き揚げ即現金買取と書かれ、丸でハイエナの様な下衆い商売を公然と
行って居る実体を露呈して居る。
特に最近問題なのが業者が同時に貴金属類を捨て値同然で買い叩き、ボロ儲けをする
パターンで有る。倫理的に卑しい感じを受け、日本人の良心も相当麻痺してるようだ
。
・・・
さて、そんなあらぬ事を考えて店内を一周するが目ぼしいブツは無い様だ。
リサイクルショップもしたたかで、殆どヤフオクへ流して居るのだろうと考える。
何も買わずに帰るのは悔しいので怪しげな真空管を2本買い求める。
真空管型番が小さく読めないので店内の売り物で有る拡大鏡を勝手に拝借して
番号を読むとキリル型番のようだ。おそらく電池駆動管だろうと睨む。
ステムが黒くなって居ないので新古品かデットストックのどちらかだろう。
価格は2本で1000円。
筆者は下らない事にチマチマ金を使う性格である。
(メーカは北京? ソ連球よりは作りが繊細なのだが・・・)
シャックに戻り、改めて真空管型番検索をすると・・・
1B2⇒1S5同等品
2P2⇒3S4同等品のようだ。
データシートを引っ張るとヒータ電圧は1.4V、2,8Vとそれぞれヒット
するが動作チャートが見つからない。中国球はスペックと実動作条件が激しく
異なるので製造元のチャート入手が必須だ。
2球ラジオでも作ろうかと考えて居るのだが、今更ラジオを作ってもなあ。
何とか活用方法が無いかと思案中である。
数年前にも中華球を購入し、結局使わずに何処かへ行って仕舞ったのだが・・・