紙のドキュメントは月日と供に劣化する運命に有る。
数百年間持つ紙と云えば和紙しか無い。
工業生産化された紙は100年程度経過すると、自然風化してボロボロに成る。
暇を見て、手持ちの説明書やドキュメント類の電子化を行って居る。
先程、オートロンの説明書を電子化したが作業は膨大で嫌に成って来る。
さて、電子化していると面白い物が見つかった。
ソニーの製品保証書だ。時代は昭和54年のもので、机の奥深くに眠って居たので
カラー印刷乍ら色抜けの無い状態だ。
紙厚は薄いのだが、一丁前に透かし印刷であり現代の保証書とは箔が随分違う。
ひと手間掛けて、何やら有り難そうな感じだ(笑)
(販売店は今でも実在している 保障は独自の2年延長のようだ)
(保証書も部品の一部なので、右下欄に部品手配番号が記載されて居る)
保証書を見ると、今では当たり前の家電の保障期間延長だが、大阪では昭和の
旧い時代から独自に行って居た様だ。
この、保障期間延長と云う商売のルーツを探ると矢張り大阪が発祥の様だ。
最近では保障期間延長に追金を出さなければ成らない販売店もあるのだが・・・・
先進的な客商売は殆ど大阪や関西系である。